
10月31日、秋の深まる日、グループホームさくらでは心温まるハロウィンイベントが行われました。ハロウィンと言えば仮装やお菓子が定番ですが、今年のさくらでは、そんな定番を一歩進んだ形で、皆さんが楽しみ、くつろげる時間を大切にしました。今回は特別メニューと施設内の雰囲気作りに焦点を当てて、温かみのある一日をご紹介いたします。スタッフさんが一緒にかわいい折り紙のお化けを作ってくださいました。
施設内の温かな雰囲気作り
ハロウィンの日を迎える前から、グループホームさくらでは施設内の飾りつけが始まります。普段、静かな施設内も、ハロウィンの飾りで一気に華やかに変身します。施設に入った瞬間、ドアの周りに吊るされたカラフルなハロウィンガーランドが目を引きます。リビングルームには、大きなかぼちゃのオブジェや、かわいらしいおばけのフェルト飾りが飾られ、温かな秋の光が差し込む空間にぴったりな雰囲気です。
「おお!こんなにきれいに飾り付けされてる!」と、利用者さんたちもその美しい飾りを見て、思わず笑顔がこぼれます。飾りはすべて手作りで、どこか懐かしさを感じるものばかり。これらの飾りを通じて、季節感が感じられ、温かなひとときが施設内に広がります。
リビングルームの中央には、秋の風物詩である「かぼちゃ」が数個置かれ、ゆったりとくつろげるスペースが広がります。普段は静かな場所も、ハロウィンならではのにぎやかさを感じることができ、施設全体が温もりと喜びに包まれました。
おやつタイム:ハロウィンのお菓子でほっこり
そして、午後のお楽しみは、ハロウィンのおやつタイム。特別に用意したのは、かぼちゃのケーキやお菓子。秋の味覚を感じさせるものばかり。かぼちゃのプリンは、クリーミーでなめらかな舌触りが特徴で、ほんのりとした甘さが心地よい一品。りんごのケーキは、しっとりとした生地に、甘酸っぱいりんごがほどよく入っており、食べるとホッと温かい気持ちになります。
「このプリン、ほんとうに美味しいね」「りんごのケーキも最高だよ!」と、利用者さんたちが笑顔でおやつを楽しむ姿が見られました。おやつを囲んで、ゆったりとしたひとときが流れる中、スタッフと利用者さんたちが会話を楽しみながら、心温まる交流の時間が続きます。
心のこもった時間:ハロウィンのひととき
おやつタイムの後は、ゆっくりと休憩を取る利用者さんたちも多く、穏やかな雰囲気が続きます。「今日のハロウィン、楽しかったね」「来年もまたこんな日を迎えられるといいな」と、自然と次回のハロウィンを楽しみにする声が上がります。このような日常の中で、普段の穏やかな時間が一層特別な思い出として心に残る瞬間が生まれます。
スタッフ一同、今回のハロウィンイベントを通じて、利用者さんたちが笑顔で過ごせる時間を作ることができ、とても幸せに感じています。仮装や大きなイベントがなくても、温かな雰囲気の中で過ごすことができたこのハロウィンは、みんなにとって心に残る特別な日となったことでしょう。
来年もまた、こうした温かいひとときを大切にしながら、利用者さんたちと一緒に素敵なハロウィンを迎えられることを楽しみにしています。